漆/



漆という素材の魅力に魅せられて。制作や本の話や雑話など。

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2015年5月3日日曜日

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耳を塞いで駅前に立っていた。

何してんの?って聞いてきたラフな格好をした女の人

もう十年も昔の話だろうか。
何も信じたくなかった時代、人が大好きで、旅を続ける彼女は新しい視野をくれた。
一夜限りの友人として、今一番会いたいのは名も知らない彼女かもしれない。


思い出したのは人に話をしたから。
自分は忘れていても、どうも脳が記憶してくれていることがある。
そういう時、おおよそが、夢という媒体を通して 再び新しい色をくれる。


今日も形をつくっていた。
たったひとつだけ、きれいなラインが引けた。

正しい形を探すことは、自分自身を見つめているということ。



美しい、に引き込まれる瞬間がある。

無意識で、空白で、言葉のない時間。

願うのは、ただただ漆黒が続きますように。






2014年7月11日金曜日

websiteを・・




長い間停滞していたウェブサイトを更新しはじめました。
作品画像はまだまだ少ないですが、今後徐々にアップしていく予定です。
右上にリンクがあります。
そちらもどうぞ宜しくお願いいたします。

そして8月後半からグループ展に参加予定です。
今は毎夜、こそこそ制作しております。
DM上がり次第お知らせさせていただきます。



2014年6月5日木曜日

観に行った展示など。


最近寄った展示を二件。

人は、自然に敵わないと思っています。それは災害という意味でなく、芸術的な意味でも。
ただし人間に与えられた根源的な資質の一つである" イメージ "が、圧倒的な力を持っていることも事実です。
全身で呼吸を体感する。ゾッとする感じがたまらなく心地よかったです。
今月9日まで。国立新美術館で。








京都に行くと必ず立ち寄る美術館。清水三年坂美術館。
ここのコレクションは恐ろしいと常に感じます。(勿論素晴らしいという意ですよ)
丁度根付の展示を行っていました。
しかし変態の巣窟だ。。

「幕末・明治の帳細密根付」

清水三年坂美術館
2015年5月24日(土)〜8月17日(日)
休館日は月曜、火曜なのでお気をつけ。


2014年1月4日土曜日

明けましたので



美術はずっと自己満足でしかないと思っていました。

人と直接関わるデザインならともかく、絵画、彫刻、それに私のやっていることなんて、自分の主張したいことを見てくれる人に一方的に見せつけるものでしかないんだと。

それって結構暴力的なことで、勿論全部が全部では無いのだけれど、特に現代の美術って、うーん、美しくないなぁって。

でも最近やっと、自分の作る物を楽しみにしてくれる人が出てきて、
それさえ昔は社交辞令か、なんて疑ってみたりしたんだけども。

自分の為だけではなく、人の為にもなるんだと

やっとか、って遅さですが、そういう見方が少しずつ出来るようになってきました。

もう絶対やめてやる!って思ってた時期もありますが、もうちょっとだけ関わっていこうと思っています。

楽しく行こうか。

これ今年の抱負。
甘ちゃんですが、きっとこれが一番大事。


ひっそりと、多分2人くらいの為に始めたブログですが、今年も続けます。


新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

多くの人に、ご多幸を。


2013年9月6日金曜日

9月の天気と芸術祭


9月になりました。
近日異常気象で竜巻やらゲリラ豪雨やらが目立ちますが、毎年この時期になると気になるのが神輿のことです。
今年も芸術祭がやってきました。
芸大の伝統で1年生は神輿と法被を制作します。
3m程にもなる御神輿で、1年生は夏休み、暑い中この神輿制作をしています。
懐かしいな。毎日朝早くから終電までくったくたになりながら皆で作っていたことを思い出す。だから雨や台風が来ると上級生は皆気にしてる。

上野公園内を何騎もの御神輿がパレードする姿は圧巻です。
美大ならではの御神輿、それから作品の展示にイベントに演奏、屋台にフリーマーケットなど盛りだくさんです。是非お越し下さいませ。

「藝祭」
2013年9月6日(金)〜9月8日(日)
東京藝術大学 音楽学部/美術学部構内 9:00〜20:00

http://www.geidai.ac.jp/event/geisai2013/html/home.html


毎年私は藝祭では展示もやっていましたが、今年はフリマだけ出展します。
毎年同じ工芸メンツで出しているのですが、今年はついに最後になりました。かれこれもう5年目です。
芸術の道、東京都美術館入り口前で出してます。
今年も樹脂のキーホルダー。
漆芸科なのに科学樹脂ってどうなんだろう。



 
  最後の藝祭。程々に楽しみます。

                 
                 それでは。

2013年6月28日金曜日

ひと呼吸


平岡はとうとう自分と離れてしまった。
逢うたんびに、遠くいて対応するような気がする。実をいうと、平岡ばかりではない。
誰に逢ってもそんな気がする。現代の社会は孤立した人間の集合体に過ぎなかった。大地は自然に続いているけれども、その上に家を建てたら、忽ち切れ切れになってしまった。家の中にいる人間もまた切れ切れになってしまった。文明は我らをして孤立せしむるものだと、代助は解釈した。
                                     ー夏目漱石「それから」ー


現代社会、と言っているけれど今から約75年前の話。
なんだ。結構今の人と変わらないんだ。っていうのが正直な感想。

3Dプリンターというまさかの機械が登場したこの時代、
何で漆なんていう膨大に手間のかかることやっているんだろうね、って話になった。
「好きだからしょうがないんじゃん」きっとそれだけの理由。

時代は変化していくけれど、人の根本はきっと変わらない。
夏目漱石展、7月7日まで東京藝術大学藝大美術館で開催しています。








2013年6月6日木曜日

title


作品タイトルって難しい。
タイトルひとつでその作品の印象がかなり変わってしまうから。

逆にタイトルから作品が生まれることもあって、
そういうときは言葉を大事にしながら作品をつくる。


・・このブログ、ひっそりやってるつもりだったんですが、だいぶアクセスされるようになってきました。まあ名前を公にしている時点でひっそりじゃないですよね。

タイトルに困ったとき、私はとあるUKロックバンドさんにお世話になっています。
単語ばかりが連なっていて、でも意味はわからないんだけど、とても素敵なものです。
あ、実はブログタイトルも頂戴したんです。

そしてどうしても思いつかないときは「untitled」
しかしこれは怒られます。どうやって見ればいいんだって。
でも本当に字が当てはまらない時もあるんです。なので許してください。スミマセン。

先々週くらいの仕事。ダマジカの角切り。
削る仕事。これは結構楽しかった。




この時期、小さい頃からとても苦手です。一年で一番体調が悪くて何も出来ない。
はやく梅雨終わらないかな・・。







2013年4月16日火曜日

新学期

新学期がはじまりました。
と言ってもいつもと変わりはありません。
散歩しているときの心拍数のよう。
漆芸科の環境は特に変わらず、ソワソワもフワフワもハラハラもドキドキもないので、本当、心中穏やかです。

ところでこの大学は独特の流れがあるようで、外と比べるとかなりゆったりしているように思います。それは入学して一番驚いたこと。慣れるのに大変だったこと。外に出る時また時の流れの差に苦労するであろうこと。

昨年卵殻で白鷺の棗をひとつ制作していました。
うずらの卵を使う技法で、なんて材料費安上がりなことなんだか。
ただ細かい作業なので、自分の足りない視力じゃ1日2時間が限界。
ただ精神統一ができる作業なので、またどうしてもやりたい。
やりたくなるんですよね。。




さて、次に作るもの考えますか。



2013年3月31日日曜日

ケイゴ,keigo,language


研修、というものを受けてきました。
言葉の使い方、お辞儀、挨拶、心得等ですね。改めて日本語の奥深さを感じました。

特に敬語です。
敬語の使い方は時代とともに変化していくようで、
私が中学生くらいの頃は3分類でしたが、平成19年から5分類になっているようですね。

・尊敬語 いらっしゃる、おっしゃる
・謙譲語1 伺う、申し上げる
・謙譲語2 参る、申す
・丁寧語 です、ます
・美化語 お酒、お料理

・・美化語って〜なに。笑
一般常識の無い私なんかにとっては、身に付いてないことやとっさに出て来ない言葉が沢山あります。
日本語すごいな。

とりあえず何事も経験。よし。



2013年3月23日土曜日

ブログはじめました。


今年春から大学院2年生に進学します。

私は引き続き漆での制作をしていきます。

大学での生活は、あっという間の5年間でした。早いですね。学生という身分ももう残りわずかです。

4月から修了制作がはじまるので、少々気合いを入れていかないと・・笑

自分の制作の記録を残していこうかな、と思いブログをはじめることにしました。

よろしくお願いします。




「それは目に見えなくとも」/ 2012年 乾漆