漆/



漆という素材の魅力に魅せられて。制作や本の話や雑話など。

2015年5月3日日曜日

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耳を塞いで駅前に立っていた。

何してんの?って聞いてきたラフな格好をした女の人

もう十年も昔の話だろうか。
何も信じたくなかった時代、人が大好きで、旅を続ける彼女は新しい視野をくれた。
一夜限りの友人として、今一番会いたいのは名も知らない彼女かもしれない。


思い出したのは人に話をしたから。
自分は忘れていても、どうも脳が記憶してくれていることがある。
そういう時、おおよそが、夢という媒体を通して 再び新しい色をくれる。


今日も形をつくっていた。
たったひとつだけ、きれいなラインが引けた。

正しい形を探すことは、自分自身を見つめているということ。



美しい、に引き込まれる瞬間がある。

無意識で、空白で、言葉のない時間。

願うのは、ただただ漆黒が続きますように。






2014年12月2日火曜日

SHIBUYA STYLE vol.8



展示のお知らせです。
SHIBUYA STYLE vol.8
12月2日(火)〜14日(日)まで西武渋谷店にてSHIBUYA STYLE vol.8に参加いたします。

会期:12月2日(火)〜14日(日)
会場:西武渋谷店 B館8階 美術画廊
時間:(月〜土) AM10:00〜PM21:00 
   (日・祝休日)AM10:00〜PM20:00



私は旧作1点と改良版ブローチ3点出品いたします。

お近くにお越しの際、お立ち寄りいただけましたら幸いです。

2014年11月8日土曜日

11.8


環境が変わって2ヶ月と少し経ちました。

今は廃校となった小学校の一室をアトリエにさせてもらっています。

呼吸がとても側に感じられます。
学ぶことは多いなぁ。




2014年8月18日月曜日

発芽展


展示のお知らせです。


「発芽展 -若手アーティスト合同展-」

初の販売展示を含む、新進気鋭の若手作家6名による合同展。将来性溢れる日本画作家・立体作家らによる、瑞々しい感性の競演を、是非お楽しみ下さい。

8月30日(土)にはオープニングレセプションもございます
どうぞ宜しくお願いいたします。






会場:ギャラリー・ショアウッド
〒107-0062 東京都港区南青山3-9-5
03-5474-5225
東京メトロ表参道駅『A4』出口から徒歩5分
http://www.shorewood.co.jp/

日時:2014年8月25日 (月)-9月12日 (金) 
11:00〜18:00(日祝休)
入場無料

● オープニングレセプション
2014.8.30 sat 17:00〜19:00

メンバー:


<立体>
・古賀 真弥
東京藝術大学大学院美術研究科彫金専攻 修了


・加藤 萌
東京藝術大学大学院美術研究科漆芸専攻 修了

・宮永 友里恵
東京藝術大学大学院美術研究科鋳金専攻 修了


<日本画>
・平田 望
日本美術院研究会員、愛知県立芸術大学大学院美術研究科日本画領域2年 在籍

・新家 未来
愛知県立芸術大学大学院美術研究科日本画領域1年 在籍

・田口 由花
愛知県立芸術大学 日本画専攻4年 在籍

2014年7月11日金曜日

websiteを・・




長い間停滞していたウェブサイトを更新しはじめました。
作品画像はまだまだ少ないですが、今後徐々にアップしていく予定です。
右上にリンクがあります。
そちらもどうぞ宜しくお願いいたします。

そして8月後半からグループ展に参加予定です。
今は毎夜、こそこそ制作しております。
DM上がり次第お知らせさせていただきます。



2014年6月5日木曜日

観に行った展示など。


最近寄った展示を二件。

人は、自然に敵わないと思っています。それは災害という意味でなく、芸術的な意味でも。
ただし人間に与えられた根源的な資質の一つである" イメージ "が、圧倒的な力を持っていることも事実です。
全身で呼吸を体感する。ゾッとする感じがたまらなく心地よかったです。
今月9日まで。国立新美術館で。








京都に行くと必ず立ち寄る美術館。清水三年坂美術館。
ここのコレクションは恐ろしいと常に感じます。(勿論素晴らしいという意ですよ)
丁度根付の展示を行っていました。
しかし変態の巣窟だ。。

「幕末・明治の帳細密根付」

清水三年坂美術館
2015年5月24日(土)〜8月17日(日)
休館日は月曜、火曜なのでお気をつけ。


2014年5月11日日曜日

気がつけばいつもグレー



優れた芸術作品の前に立つと、言語化の前に空白がある。
その空白の最中では、認識を構築しているような感覚がある。そうしてしばらくして、あれが良かった、これが良かったなどと言語化が始まる。赤ちゃんは、そうした言語化の前の空白で世界を捉えているのではないかと思った。


急に意識が浮上することがある。
水底から、淡い揺らぎに向かってふわっと浮かび上がるあの感覚。
まだ日も出ていない。カーテンの隙間から見えるのはちょっと濁ったグレー。
そのままふっと寝てしまうことは多い。でも目が冴えて、ゆっくりと上体を起こすことも多い。


シャツとジーパンに、簡単に着替えてぼさぼさ頭を隠す様に帽子を深くかぶる。
春になったとはいえ、まだ朝方は肌寒い。


黄色い自転車。もう今年で3歳になるみたい。
この子とは、心が通じている気がする。時々話しかけてしまったりする。
そういう感覚ってあるでしょう



変わらないものが好き。
目に見えないものが好き。

昔の空はどういう色をしていたんだろう。

朝方の、誰もいない道を自転車で漕ぎながら考える。
行き先が決まっていることは無い。

一番新しい朝は、常に空白の世界。



そういうものが全てゲンテンになればいい。






本日の一冊
血液と石鹸/リン・ディン