漆/



漆という素材の魅力に魅せられて。制作や本の話や雑話など。

2014年12月2日火曜日

SHIBUYA STYLE vol.8



展示のお知らせです。
SHIBUYA STYLE vol.8
12月2日(火)〜14日(日)まで西武渋谷店にてSHIBUYA STYLE vol.8に参加いたします。

会期:12月2日(火)〜14日(日)
会場:西武渋谷店 B館8階 美術画廊
時間:(月〜土) AM10:00〜PM21:00 
   (日・祝休日)AM10:00〜PM20:00



私は旧作1点と改良版ブローチ3点出品いたします。

お近くにお越しの際、お立ち寄りいただけましたら幸いです。

2014年11月8日土曜日

11.8


環境が変わって2ヶ月と少し経ちました。

今は廃校となった小学校の一室をアトリエにさせてもらっています。

呼吸がとても側に感じられます。
学ぶことは多いなぁ。




2014年8月18日月曜日

発芽展


展示のお知らせです。


「発芽展 -若手アーティスト合同展-」

初の販売展示を含む、新進気鋭の若手作家6名による合同展。将来性溢れる日本画作家・立体作家らによる、瑞々しい感性の競演を、是非お楽しみ下さい。

8月30日(土)にはオープニングレセプションもございます
どうぞ宜しくお願いいたします。






会場:ギャラリー・ショアウッド
〒107-0062 東京都港区南青山3-9-5
03-5474-5225
東京メトロ表参道駅『A4』出口から徒歩5分
http://www.shorewood.co.jp/

日時:2014年8月25日 (月)-9月12日 (金) 
11:00〜18:00(日祝休)
入場無料

● オープニングレセプション
2014.8.30 sat 17:00〜19:00

メンバー:


<立体>
・古賀 真弥
東京藝術大学大学院美術研究科彫金専攻 修了


・加藤 萌
東京藝術大学大学院美術研究科漆芸専攻 修了

・宮永 友里恵
東京藝術大学大学院美術研究科鋳金専攻 修了


<日本画>
・平田 望
日本美術院研究会員、愛知県立芸術大学大学院美術研究科日本画領域2年 在籍

・新家 未来
愛知県立芸術大学大学院美術研究科日本画領域1年 在籍

・田口 由花
愛知県立芸術大学 日本画専攻4年 在籍

2014年7月11日金曜日

websiteを・・




長い間停滞していたウェブサイトを更新しはじめました。
作品画像はまだまだ少ないですが、今後徐々にアップしていく予定です。
右上にリンクがあります。
そちらもどうぞ宜しくお願いいたします。

そして8月後半からグループ展に参加予定です。
今は毎夜、こそこそ制作しております。
DM上がり次第お知らせさせていただきます。



2014年6月5日木曜日

観に行った展示など。


最近寄った展示を二件。

人は、自然に敵わないと思っています。それは災害という意味でなく、芸術的な意味でも。
ただし人間に与えられた根源的な資質の一つである" イメージ "が、圧倒的な力を持っていることも事実です。
全身で呼吸を体感する。ゾッとする感じがたまらなく心地よかったです。
今月9日まで。国立新美術館で。








京都に行くと必ず立ち寄る美術館。清水三年坂美術館。
ここのコレクションは恐ろしいと常に感じます。(勿論素晴らしいという意ですよ)
丁度根付の展示を行っていました。
しかし変態の巣窟だ。。

「幕末・明治の帳細密根付」

清水三年坂美術館
2015年5月24日(土)〜8月17日(日)
休館日は月曜、火曜なのでお気をつけ。


2014年5月11日日曜日

気がつけばいつもグレー



優れた芸術作品の前に立つと、言語化の前に空白がある。
その空白の最中では、認識を構築しているような感覚がある。そうしてしばらくして、あれが良かった、これが良かったなどと言語化が始まる。赤ちゃんは、そうした言語化の前の空白で世界を捉えているのではないかと思った。


急に意識が浮上することがある。
水底から、淡い揺らぎに向かってふわっと浮かび上がるあの感覚。
まだ日も出ていない。カーテンの隙間から見えるのはちょっと濁ったグレー。
そのままふっと寝てしまうことは多い。でも目が冴えて、ゆっくりと上体を起こすことも多い。


シャツとジーパンに、簡単に着替えてぼさぼさ頭を隠す様に帽子を深くかぶる。
春になったとはいえ、まだ朝方は肌寒い。


黄色い自転車。もう今年で3歳になるみたい。
この子とは、心が通じている気がする。時々話しかけてしまったりする。
そういう感覚ってあるでしょう



変わらないものが好き。
目に見えないものが好き。

昔の空はどういう色をしていたんだろう。

朝方の、誰もいない道を自転車で漕ぎながら考える。
行き先が決まっていることは無い。

一番新しい朝は、常に空白の世界。



そういうものが全てゲンテンになればいい。






本日の一冊
血液と石鹸/リン・ディン






2014年4月8日火曜日

URUSHI WORKS 2014


また、いつの間にか桜の季節です。

展示のお知らせです。


URISHI WORKS 2014 


2014年4月16日(水)〜23日(水)

AM12:00〜PM7:00(期間中無休・最終日はPM4:00まで)
Gallery Tanaka ギャラリー田中 
〒104-0061 東京都中央区銀座7-2-22 同和ビル1F
出品作家
奥井美奈/柏原由貴子/加藤萌/小西明日香/小西寧子/白岩有美/鶴田明子/豊平江都/中静志帆 (五十音順)








ひとくちに「漆芸」といっても技法は多種多様で奥行きはあまりに深く、幅も果てしなく拡がっている世界です。
近年、多くの分野で女性の活躍がめざましく、日本の漆芸の未来を担う作家という想いから展覧会を企画いたしました。
どうぞご高覧の程をお願い申し上げます。(DMより抜粋)

今回は女性漆芸作家9人のグループ展です。
伝統工芸の技術のしっかりした方々とご一緒させていただくので、今からうわああああああああああぁぁぁ、、となっていますが私はいつも通りに出させていただきます。
白鷺棗(2号)と壁面作品の2点(予定)です。

お時間ございましたらお立ちより下さい。
よろしくお願いいたします。

カトウ


2014年1月21日火曜日

東京藝術大学卒業・修了作品展


ついに六年間という長い学生生活を終えることになりました。

長いようで、しかしこの場に立ってみると本当に一瞬の出来事でした。そしてとても濃い学生生活でした。それはこの大学でだったからかもしれません。

”集大成” と胸を張っては言えません。
反省も悔しさも多いからです。
だからこれは"スタートライン"であってほしいと願っています。

先生方をはじめ、同級生、家族、そしてお世話になったすべての方に感謝いたします。

                               2014.1.21






「透明な対話」

多分
世の中や 社会や 他人を知ることよりも
自身を知ることの方が
酷く難しく 恐ろしく 勇気のいることだと思います。

見たいような 見たくないような
知りたいような 知りたくないような

そんな誰もが持つ
"透明な対話" を感じていただけたら幸いです。



第62回 東京藝術大学卒業・修了作品展/美術学部・大学院美術研究科修士課程

会期:2014年1月26日(日)〜1月31日(金)
時間:9:30〜17:30(入場は17:00まで) 最終日9:30〜12:30(入場は12:00まで)
学部:東京都美術館  大学院:大学美術館・大学構内 
主催:東京藝術大学


私は大学美術館地下二階にて展示しております。
お時間ございましたら是非お立寄下さいませ。







2014年1月4日土曜日

明けましたので



美術はずっと自己満足でしかないと思っていました。

人と直接関わるデザインならともかく、絵画、彫刻、それに私のやっていることなんて、自分の主張したいことを見てくれる人に一方的に見せつけるものでしかないんだと。

それって結構暴力的なことで、勿論全部が全部では無いのだけれど、特に現代の美術って、うーん、美しくないなぁって。

でも最近やっと、自分の作る物を楽しみにしてくれる人が出てきて、
それさえ昔は社交辞令か、なんて疑ってみたりしたんだけども。

自分の為だけではなく、人の為にもなるんだと

やっとか、って遅さですが、そういう見方が少しずつ出来るようになってきました。

もう絶対やめてやる!って思ってた時期もありますが、もうちょっとだけ関わっていこうと思っています。

楽しく行こうか。

これ今年の抱負。
甘ちゃんですが、きっとこれが一番大事。


ひっそりと、多分2人くらいの為に始めたブログですが、今年も続けます。


新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

多くの人に、ご多幸を。